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2022/03/08
お知らせ

Nature Communcationsに「デジタル配列情報による多国間の利益共有は、
科学と生物多様性保全の双方をサポートする。」が掲載されました。

 「デジタル配列情報による多国間の利益共有は、科学と生物多様性保全の双方をサポートする。」が、
Nature Communcations(2022) 13, 1086  (DOI:10.1038/s41467-022-28594-0 )で2022年2月24日に
オンライン(オープンアクセス)で公開されました。

Nature Communicationsに掲載された論文の中で、研究コミュニティが大切にしている共有文化を損なうことなく、
CBDの目的をサポートする方法で、DSIの利益を公平に配分することができ、またそうしなければならないと主張しています。
科学的なデータ共有を妨げることなく、利益を共有し、生物多様性研究にインセンティブを与えるポジティブフィードバック
ループが生まれるでしょう。
また、政策立案者に対し、DSIに依存する自国の研究者と協力し、いかなる政策的解決も重要な生物多様性研究の妨げにならない
ようにすることを呼びかけています。
概要については、遺伝研 リサーチハイライトを御覧ください。
https://www.nig.ac.jp/nig/ja/2022/03/research-highlights_ja/rh20220223.html

なお、本件に関しまして、ABS学術対策チームでは2020年12月9日に 「生物多様性条約におけるデジタル配列情報(DSI)の課題」を
開催いたしました。多数のご参加、誠にありがとうございました。
https://idenshigen.jp/2020/12/10/international_bioresource_workshop2020_2-2/

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