国立遺伝学研究所 ABS学術対策チームでは、2020年8月11日(火)13時30分からウェビナー(Zoom)で、
2020年度 第5回ABS講習会【事例編-東京都立大学】を開催いたしました。
多数のご参加、誠にありがとうございました。
また、次回の2020年度 第6回 ABS講習会は、2020年8月26日(水)13時30分からウェビナー(Zoom)で、
【ブラジル編】を行う予定です。
チーム一同、皆様のご参加をお待ちしております。
ABS関連実務事例に基づく海外遺伝資源へのアクセスと利用に関する支援活動
東京都立大学 理工学研究科 准教授 江口克之先生
2017年5月18日に、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省及び環境省は、
名古屋議定書の国内担保措置である「遺伝資源の取得の機会及びその利用から生ずる利益の公正かつ
衡平な配分に関する指針」(ABS国内指針)を公布した。
それにより、日本の研究者が海外の遺伝資源にアクセスし利用する場合、遺伝資源提供国のABS関連法規を
遵守し、遺伝資源提供国のカウンターパート機関と MAT(資源提供者等との相互に合意する条件)を交わす
ことと、相手国政府の責任ある機関から PIC(遺伝資源の利用に係る提供国政府等との事前同意)を取得する
ことが求められることとなった。一方で、遵守すべき ABS 関連法規が整備されている遺伝資源提供国は
まだ多いとは言えない。また、遺伝資源提供国における共同研究機関の研究者も自国に ABS 関連法規が
整備されているのかどうかや、それらの内容を正確に理解していない場合が多い。
そこで、本公演では、東京都立大学と東南アジアの研究機関との共同研究を具体例として挙げつつ、
遺伝資源提供国の共同研究機関の研究者の協力のもとで、どのようにABSへの対応を進めていけば良いのか、
について紹介したい。
開催日時:2020年8月11日(火) 13時30分-14時30分(1時間)予定
配信方法:ウェビナー(Zoom)
視聴方法:参加登録後、ご登録いただいたメールアドレスに届いた登録完了メールにある、
「ここをクリックして参加」よりご参加下さい。
12時30分から接続可能です。(接続確認をお願いいたします。)
13時20分迄に参加をお願いします。
8月7日(金)午後2時に参加登録時に登録いただいたメールアドレス宛に、
資料ダウンロード方法をご連絡します。
参加登録時に、本会に関する質問をお寄せ頂く「質問とコメント」欄を設けております。
事前質問にご協力をお願いいたします。
日本語
申込期限を過ぎましたので、参加申込みを締切らせていただきました。
なお、ご質問やお問合せの際は、下の【お問合せ先】までご連絡下さい。
【お問合せ先】
国立遺伝学研究所 ABS学術対策チーム
〒411-8540静岡県三島市谷田1111
TEL: 055-981-5831 FAX: 055-981-5832
e-mail: abs@nig.ac.jp URL: https://idenshigen.jp/